小さな頃から続けてきたおうち英語。
掛け流しやYouTube、オンライン英語など、ご家庭の数だけおうち英語の方法があります。こつこつ親子で積み上げてきたので思い入れも強いことでしょう。
しかし「小4の壁」がここおうち英語にも存在することをご存知でしょうか。しかも、ほとんどの方がぶち当たると言われている恐ろしい壁です。
幼少期にしか英語環境にいなかった我が子たちももちろん激突。さらに末っ子次男が来年小4になるのですでにビビっています。
おうち英語の小4の壁とはなにか。
今回はその理由をご紹介します。
【おうち英語の小4の壁】3つの理由

我が家には3人の子どもがいます。
すでに中高生になった長男長女も共にぶち当たり、試行錯誤しながらなんとか乗り越えてきました。
小4の壁、9歳の壁、という人もいますね。
小4の壁の理由は3つあります。
【小4の壁】理由①英語のために時間がとれない
英語以外の他の勉強が忙しくなるからです。
漢字を覚える量、書取りの宿題、算数も問題の幅が広がり複雑化します。社会や理科は日本地理や天文など、突然難しくなった様に感じることが増えてくる年齢です。どうしても学校を優先しなければならないので、英語のために使う時間が減少してしまいまうのです。
さらに、中学受験のお子さまは、すでに多忙な毎日です。これまでのように英語にまとまった時間をとることは難しいことでしょう。
忙しいのは仕方のないこと。順調に成長している証拠です。
でもこのまま英語力がゼロになってしまうのか、とがっかりしてしまうお気持ち、よくわかります。
【小4の壁】理由②中間反抗期
家族より友達のほうがよくなってくる年ごろです。口応えをするお子さまもいらっしゃるかもしれません。
反抗方法は様々ですが以下のようなことが、お子さまに思い当たることはありませんか?
- 英語を聞かず日本語番組や日本語音声にこっそり変えて観る
- 英語を嫌がる、めんどくさがる様になる
- 日本語の本しか読まなくなる
残念ながら我が子もこの通りの反応でした。親としては非常に焦ります。
「せっかくここまでやってきたのに」
「このまま忘れてしまうのかしら」
日本語番組を隠れて観ている息子を発見した時は、これまで積み上げてきた英語力がガラガラと崩れ落ちていくようでした。
それほど、私にとってショックが大きかったのです。
【小4の壁】理由③英語の伸び悩み
学校の勉強が小4から難しくなるのと同様に、英語力も成長させていく時期に差し掛かっているのです。
これまでのおうち英語は、楽しく、リラックスして可愛らしい子どもが好む番組やYouTubeを楽しく見て歌って覚えてきました。家庭内で英語がポロポロと使えるようになってきたお子さんもいらっしゃることでしょう。
問題はその先です。
お子さまは伸び悩むというより、今見ている番組や自宅にある絵本などに飽きてきているのかもしれません。
ここがおうち英語の限界値を感じる点でもあり、小4の壁と言われる原因です。
おうち英語の小4の壁は突破できます!

お子さまの反抗期に加え、英語の伸び悩みとなると、頭をかかえたくなりますよね。
学校の勉強はしなきゃいけない。中学受験するなら今からきちんとやらないと。
保護者の方が焦るお気持ち、よくわかります。
でも焦らないでください。
英語力の維持はできます。
次回は「小4の壁の対策」をお伝えしたいと思います。
