【スピーキング対策】おうち英語小学生の英検2級合格へ

英検

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おうち英語育ちの次男小3が英検2級に合格しました。しかし、かなり苦戦したのは事実です。次男の場合、かなりゆるいおうち英語。読み聞かせも、文字を書くことも一度もしてこなかったことにすら気付かない、ゆるすぎるおうち英語です。

そんなめちゃくちゃなおうち英語の次男が、英検2級に合格できた体験談をお伝えしようと思います。

【おうち英語】小学生の英検2級スピーキング対策

次男はアメリカ生まれ。3歳以降は非英語圏、日系幼稚園です。次男はおうち英語だけで過ごしてきました。しかも、上の兄姉に手がかかっていたので、英語番組多視聴のみ。英語で語りかけもせず、兄弟間の会話だけが英語。日常英会話以下のレベルです。

そんな次男でも英検準2級は小3夏に合格。親の欲が出てそのまま2級に挑戦してみた⁈そんな次男の英検2級対策をお伝えします。

英検2級・スピーキング対策

歳の離れた兄姉に手がかかり、次男の育児は聞き流しや多視聴だけのおうち英語。語りかけはいっさいせず、兄弟間の会話だけが次男の英会話でした。

ご兄弟がいるご家庭ならわかっていただけると思いますが、兄弟の会話とは、会話らしい会話ではありません。単語だけが飛び交う程度。

しかし英語力の低い私は、その光景をみていて勝手に「喋れる」と思い込んでいました。

英検準2級は、主に生活用語や身近な内容のため、なんとか合格しましたが、2級は別格です。社会問題についてなど、兄弟で話したことなんかありません。

英検2級は、まずは「発音」出来ない単語との直面の連続でした。「知ってる」「読める」。でも正しく発音出来ないのです。

次男にはフォニックスすら教えてこなかったんだ…と、愕然としました(猛省)。

英検2級・スピーキングとライティングの連動

発音出来ないことは、本人もショックだったようです。次男は、読めない単語がひとつあるだけで、とたんに自信をなくしてしまうタイプ。

スピーキングテストで1番やってはいけないことは「沈黙」。間違っていてもいいから話し続けなければなりません。

問題に対し、自分の意見を即座に答えなければならないことは、小学生にはとても難題です。

ここで対策に利用したのがライティングの問題です。ライティングは2ヶ月間、毎日1問取り組んでいました。ライティングもスピーキングも社会問題がテーマとなります。そのため、ライティングを書いた後声に出して読む、ということを毎日続けました。

意外と、書けていても正しく読めていないことに気付かされます。また読むことで、自分の意見を客観視したり、他の言い方はないかと考えたりする効果とありました。

毎日、英検のために時間を費やしましたが、このように英語を学習することは必要な時間だった、と思っています。

英語2級スピーキング対策・動画やTVから知識を増やす

小学生が学校で触れる社会問題とは、地域のことであったり、子どもに関することであったり、マイルドな内容なものばかりです。しかし英検はそうはいきません。労働者のこと、女性問題のこと、教育のことなど、子供に無関係な問題まで降りかかります。

この知識を増やすには、やはりYouTubeやドキュメンタリー。

動画検索には「for kids」を入れると、分かりやすそうな動画が出てくるのでお子さんと一緒に見てみましょう。

例えば「environmental for kids」で検索するとかわいらしい動画がヒットするので、色々試してみてくださいね。

引用:YouTube検索画像

英検2級・スピーキング対策は話し方にも注意

スピーキングテストは2次試験です。次男は英検S-CBTで受験したので、英検受験を決めた時からスピーキングテストも並行して対策していました。

多くのお子さんは、従来型英検を受験されると思うので「スピーキングは1次試験が終わってから勉強する」とお考えの方もいるでしょう。

大人と会話することに慣れているお子さまは、その方法で大丈夫だと思います。しかし、我が子次男のように、子どもとしか英語を喋ってこなかった英会話レベルの子は、大人と話す練習が必要です。

日頃、個別レッスンやオンライン英会話の先生と話すことで英会話を維持しているお子さまなどは、会話しながら間違いや言い方を直してもらっているので、正しい英語が話せるでしょう。

ところが、次男ように子供どおしだけで話していると、間違いを直されることもなく、間違ったまま日々過ごしてしまうため、話し方から修正しなければなりません。

英検のスピーキングテストのために修正に骨をおりましたが、これがきっかけで大人から英会話を習うことは、英語維持にとってとても大切なプロセスなんだと思いました。


【おうち英語】英検2級スピーキング対策は早めから

スピーキングテストは10分ほどの短いものです。そのためつい後回しにしがちですが、小学生には内容が難しいのが英検2級の特徴です。

そのため、受験を決めた時から、スピーキングの過去問も一緒に最初に取り組むことをお勧めします。お子さまによっては「この内容なら大丈夫」と頼もしいお返事をするかもしれませんね。もし、大丈夫そうなら1次時間が合格してからでも大丈夫!しかし、我が子次男の場合は、スピーキングが一番難しい、と感じたため、他の3技能と同時にスピーキングの練習もしました。

効果があったのは、ライティングと連動して語彙や思考、知識を増やしていく方法でした。

そして、スピーキングを通して「いくら喋れていても、子ども英語では英検2級の試験に太刀打ちできない」ということを学び、深く深く反省しました。

次男はなんとか合格しましたが、+2というギリギリのスコア。これを機に、英語先生から個人レッスンを受けることにしました。

この経験が、これから受験されるみなさんの参考になりますように。

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