【はじめての英検】小学生は何級から受ける?低学年帰国子女の場合

英検

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※この記事の対象となるお子さまは、幼少期を英語圏で過ごした低学年帰国子女や、英語保育園卒園生など、日常的に英語を使用していたお子さまです。

幼少期を海外で育った帰国子女、小学校入学前まで英語保育園やプリスクールに通っていたというお子さま、おうち英語歴が長いお子さま、又はDisney World English(以下DWE)やオンライン英会話を続けてきたお子さまなど、英語に取り組み頑張ってこられた親子はたくさんいらっしゃることでしょう。

ちいさなお手てと可愛らしい声の、愛しい小さな英語学習者たち。

保護者の方としては「英語が話せる」「英語が得意」で終わらせず、次にチャレンジしてみたいのが『英検』ではないでしょうか。

ここでは、英検を受けるタイミングや英検のその受験級についてご紹介します。

【はじめての英検】帰国子女やDWE卒業生は英検準2級

幼少期を英語圏の現地プリスクールや現地校で過ごされたお子さまは、英検準2級を受験される方が多いようです。実際、我が子3人とも、初めての英検は準2級でした。また、DWEを卒業された知り合いのお子さんたちも、準2級を受験されています。

なぜ準2級なのか、それには理由があります。

【はじめての英検】低学年帰国子女が準2級を目安にする理由

英検準2級の単語レベルは約2600~3600語。主に日常生活で使われる単語が出題されます。お子さまが日常会話が滑らかに話せる英語力なら、準2級相当の単語力が自然と身についているはずです。

ただし、まったく勉強せずに受験すると、ライティングが書けなかったり、スピーキングの答え方が間違っていたりするので、過去問などを使って受験対策は必要です。

【はじめての英検】DWE卒業生も準2級に合格

私の親しいお友達で、DWE卒業生のお子さんが数人います。どのお子さんも幼いころからDWEを始め、並行して英語保育園に4年通い、小学2年生で準2級に合格されています。素晴らしいことですね!保育園で日常英会話をマスターし、自宅ではDWEに取り組み続けることは、親も子も根気がいることです。

正直、英語圏帰国子女よりも英語に触れている時間が長いのでは、と思います。英検準2級レベルの単語に毎日たくさん触れて、聴いて、見ている。この状況が長ければ長いほど、単語力は身についていきます。

【はじめての英検】準2級を受けて英語力を確かめる

英検準2級はお子さまの英語力の確認にぴったりと言える級だと思っています。また、4技能を受験することで、どの分野が弱いのか、又は得意なのかを客観的に知る事ができるという利点も。

まだ小学校低学年の幼いお子さまが、試験会場で公式の試験を受けるということは、なかなか経験することではありません。まずは、準2級の合格を狙うのではなく、どの程度の英語力なのかな、とレベルチェックのような気持ちで、はじめての英検に挑戦してみましょう。

(とはいっても、親としては合格してほしい!と願ってしまいます)

【はじめての英検】準2級受験のタイミングはいつ?

日常英会話が出来るなら準2級受験が可能なのでしょうか?いいえ、準2級を受験するには「時期」というものがあります。

英検準2級の受験は「ライティング」がポイント

英検準2級のライティングは50~60語の語数で書き上げなければいけません。自分の意見、その理由を2つ書くこと、など、練習が必要です。多すぎても少なすぎてもいけません。お子さまはこの練習を重ね、本番も慌てず書けるでしょうか?

日常英会話は話せ、聴くこと、読むことができても、書くことが常習化しているかどうか、この「ライティング」が出来るかどうかがポイントだと思っています。

そのため、英会話がとても得意でも、まだ文章らしい文章が自力で書けないような低年齢のお子さまには準2級は時期尚早だといえるのです。

目安として、自分の力だけで日本語の作文100文字が書ける年齢だと思っています。

それが我が子の場合は小学3年生でした。この作文力は個人差が大きいので、お子さまに無理のない程度に練習してみるのも、英語力アップの良いトレーニングになるでしょう。

準2級合格は全技能6割が目安

たとえライティングが苦手でも、満点を取る必要はありません。スペルミス、文法ミスなどが多少あっても、6割を超えていれば合格ラインです。スピーキング、リスニングが得意なお子さまなら、他の技能がカバーしてくれることでしょう。

英検準2級は、幼いころから英語に親しんできたお子さまにとって、英語力確認ができるぴったりの級だと思っています。

結果に一喜一憂せず(絶対していまいますが)、これからの英語への取り組みの参考になるといいですね。

【はじめての英検】準2級の受験は小学3年生を目安に

英語を日常的に使っている(使ってきた)お子さまの初めての英検は、自力で文章が書ける小学3年生が適齢期だと思っています。

これは無理をさせない年齢です。競争心が強いお子さま、または英検のトレーニングを十分に取り組んできたお子さまは、もっと早くに挑戦してみたいかもしれませんね。

大切なことは、英検準2級受験の目的は合格ではないこと。お子さまの英語力を確認して、これからの英語への取り組みの参考にする、ということを忘れないことです。

この記事が、帰国子女のみなさん、英語保育園卒園生など、英語が得意なお子さまの参考になり、励みになりますように。

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