【リーディング対策】おうち英語小学生の英検2級合格へ

英検

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おうち英語育ちの次男小3が英検2級に合格しました。しかし、かなり苦戦したのは事実です。次男の場合、かなりゆるいおうち英語。読み聞かせも、文字を書かせることもこれまで一度もしてこなかったことですら気付かない、緩すぎるおうち英語です。

そんなめちゃくちゃなおうち英語の次男が、英検2級に合格できた体験談をお伝えしようと思います。

今回はリーディング対策についてご紹介します。

【おうち英語】小学生の英検2級リーディング対策

次男はアメリカ生まれ。しかし3歳以降は非英語圏、日系幼稚園です。この年齢のお子さんがいる方や経験された方は分かるかと思いますが、幼少期アメリカに住んでいたとはいえ、ママと家にいるだけなら、いくら外国に住んでいても、その国の言葉は身につきません。そのため、次男はおうち英語だけで過ごしてきました。しかも、上の兄姉に手がかかっていたので、英語番組多視聴のみ。

そんな次男でも英検準2級は小3夏に合格。そして親の欲が出てそのまま2級に挑戦したら、とんでもなく2級の壁が高い!

この壁をどう乗り越えたか、その次男の英検2級対策をお伝えします。

英検2級・リーディング対策

YouTubeやNetflix、洋画を見る時、次男は必ず英語字幕をつけていました。そのおかげで、読む事は得意。音と文字を繋げて理解することが出来ていたので、準2級リーディングは特別困りませんでした。しかし2級は知らない単語、小学生には難しい内容が多く苦戦。

特に長文は苦手分野の内容が出題されると、全問不正解なんてことが頻発。大人なら単語を覚えることが合格への近道ですが、小3の子供にそれは得策ではありません。YouTube多視聴育ちの次男には、視覚と聴覚から語彙力を増やす手段をとることにしました。

利用したのはNetflixのプロフィール機能。本来なら家族の名前などでプロフィールを作成し、自分のお気に入り番組を登録する機能です。

私はその機能を利用して、ノンフィクション番組やドキュメンタリーなど、子供向けの学習系番組を50番組ほどお気に入り登録しました。

「この中から好きなものを1日1番組見る」と英検前日まで見ることを約束しました。最初はめんどくさがっていましたが、語彙の種類が増え、耳が慣れると無理なく見れるようになってきます。また、字幕をつけることで映像と文字と音声が同時に入るので、自然と語彙力を増やしていけました。

一見、素晴らしい方法に見えますが、この方法のデメリットは、イメージで覚えても単語そのものを覚えられず単語のスペリングが出来ないことです。これはライティングの時に顕著に現れるデメリット。

リーディング対策には効果ありますが、ライティングにはあまり効果のない方法です。しかし、リーディングはノンフィクションやドキュメンタリーを見る事で、知識も語彙力も増やしていくことが出来ました。

英検公式サイトの過去問題

過去問題は英検公式サイトで直近の過去3回分が無料で使えます。解説がないことが難点ですが、本番と全く同じものですので、問題に慣れる練習には最適です。

またマークシートもダウンロードできるので、小学生のお子さまには、事前に必ず練習しておくことをおすすめします。

会場によりますが、電話番号下4桁を記入、会場名を漢字で記入など、小学生がとまどうような記入ポイントがあるのでご注意を。

おすすめ問題集

こちらは同じく英検2級合格した、小学生のお友達から教えてもらった問題集です。

  • 日本語訳が難しい年齢でも音声で理解できる
  • 耳心地のよい男性の声

こちらのお子さんは、帰国子女ではありませんが英語保育プリスクール卒園児。小学校以降はおうち英語やオンライン英会話など維持して、小4で英検2級に合格されました!

「準2級までは順調だったけど、英検2級の壁は高かった」

こちらの親子もこう言われていました。そして、この問題集がとてもよかったとのこと。日本語訳を読むのは難しいけれど、英語で英語を理解出来る回路があるお子さんには、こちらのテキストの『音声で理解できること』がとてもよかったとのことでした。

【おうち英語】小学生のリーディング対策は英語脳で取り組む

英語保育のプリスクール卒園児や、DWEユーザーのお子さんなどは、英語脳が育っています。おそらく、英検準2級までは順調に進んできたと思います。ところが、2級になるととたんにハードルが高く感じるのではないでしょうか。

英検2級に取り組みにくい原因のひとつに、子ども向けの英検2級以上の対策テキストがない、ということがあげられます。

主に「単語を覚えて、過去問や2級レベルの問題に、日本語訳を徹底的にしながら練習を重ねる」という方法が一般的でしょう。残念ながら、この方法は小学生には難し過ぎます。

英語脳のお子さんたちには、英語のノンフィクションを読む、見るなどして、英語だけで知識や語彙を増やしていくことが得策です。

この経験が、これから英検を受験されるお子さまの参考になれば幸いです。

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