【小中学生の保護者の方向け】一時帰国やることリスト9選

帰国子女

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長い夏休みを利用して一時帰国をしている海外在住のご家庭のみなさま。6月から始まった夏休み、8月に入るとBack to school モードになり、日本を後にして、また海外での生活をスタートさせるご家族も多いことでしょう。日本の夏、楽しめましたでしょうか?

私も夏休みや長期休みを利用して一時帰国し、日本でできることをゴリゴリに予定詰め込んできたタイプです。しかし、後悔したことややり残したこともたくさんありました。

我が家の場合、英語圏にいた時の一時帰国と、非英語圏からの一時帰国では過ごし方も大きく違いました。通算10回以上、私一人で子供3人を連れて飛行機に乗り、出入国を繰り返してきたことは、経験した人にしか分からない大変さがあります。当時はがむしゃらに頑張っていました。

今回は、我が家が経験した一時帰国でやってよかったリスト9選をご紹介したいと思います。

【一時帰国】やってよかったリスト9選

①写真館で写真撮影

子供の年齢が低いと、何かしらイベントがあるものです。七五三や卒園入学、ハーフ成人式など、何かしらイベントに絡んでいるので、和装レンタルして写真館で写真を撮ってもらいました。写真を眺める度に「これは◯年の一時帰国の時だね」と当時の日本と海外生活のことも併せて思い出せるので、無理して予定に入れて良かったと思っています。そして、撮った写真は祖父母へもプレゼント。海外生活を応援してくれている祖父母たちですが、日本の正統派写真は大いに喜んでくれました。日頃親孝行できないので、こんな形でも親孝行できれば、と想いを込めました。

②歯医者

海外の歯医者さんは治療費が高いです。我が家は海外在住時、歯の保険にも入っていましたが、やはり長年お世話になっている日本の先生に診てもらいたいものです。特に子どもは、矯正の相談もしたかったので、毎度歯医者さんに通っていました。おかげで、矯正のタイミングを逃さずとりかかることが出来たので、多忙な中でも歯医者さんは必須項目でした。

③参考書や問題集の購入

子供が小学生になると心配になるのは学力のこと。インターネットで無料のプリントなどもダウンロード出来ますが、やはり本屋さんで手にとって選びたいのが問題集。問題集購入は、親や知り合いに一任して頼むこともできますが、子供の学力に合っているか、量は適切かなどは、親にしか判断できないこと。一時帰国中は本屋さんに何度も通い購入していました。その時に子供たちも連れて行き、好きな本を買っていたので、長女は小説好きになりました。

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④学校見学

海外からの一時帰国者は学校によっては予想以上に特別扱いをしてくれるところもあり、一時帰国の学校見学は必須項目です。何ヶ月も前からアポをとり、体調も服装も整え、スケジュールのギリギリまで予定を組んででも、学校見学は行ってよかったと思っています。我が家には当時、幼稚園・小学生・中学生それぞれの子どもがいましたが、小学受験、中学受験をするしないに関わらず、私立・国立の小学校や中高一貫校を見学させてもらいました。海外からの一時帰国、ということでほとんどの学校はとても好意的に見学を受け入れてくれました。

また、続けて学校見学することで、各学校の違いや、先生方の帰国生に対しての考え方も手に取るようにわかり、行ってよかったと心から思っています。一時帰国で学校見学したからこそ、選び抜いた進路が子どもたちそれぞれにあり、それが今に繋がっています。

学校見学の記事はこちら

⑤塾の体験や夏期講習に参加

海外にも日本の塾はありますが、日本の塾は体感としてやっぱり全然違います。特に地域性が突出し、中学受験に熱が入る地域や学年、高校受験に絞っている地域など、塾によっても様々です。我が子たちは「帰国したらこの地域の学校に通うであろう」という地域の塾の短期講習や体験をさせてもらいました。誰一人知らない塾へ通うのはさぞ苦痛だったかと思いましたが、転校を繰り返してきた我が子は問題ないようでした。通ったことで、地域の学力レベルもなんとなく把握でき、帰国後に控えていた受験の心構えが出来ました。

⑥英語維持のための教室探し

上記の塾探しと並行して英語維持のための教室探しには力を入れました。英語教室には、生徒や先生の入れ替えが激しいところもあります。継続して通えるということや、費用や英語レベルなども、先方のいうことを鵜呑みにせず、必ず自分の目でクラスを確認させてもらいました。

我が家が後悔しているのは、この英語維持のための教室探しが、一時帰国で探しきれなかったことです。一時帰国中に探していれば、本帰国してすぐに通い始めることができたのに、と後悔しています。

我が家の英語維持の教室探し記事はこちら

⑦英検やTOEICなどの資格試験を受験

海外でももちろん受験はできますが、日本なら更に手軽に受験できるのが資格試験。特に英検S-CBTは、会場も日時も選べるようになったので、条件があえば日本でチャレンジしてみるのもオススメです。我が子は初めてのTOEICは一時帰国でした。当時はまだ9歳の長男が「低年齢受験」をし、TOEICのスタッフさんから手厚いフォローを受け、日本のサービスに感激したものです。

「せっかくの一時帰国なのに試験?」と思われるかたもいるかもしれませんが、資格試験は子どもの一時帰国の目的にもなるので、我が家はやってよかったと思っています。日本が遊びに帰る国、という位置づけにならず、会場で多くの英語学習者さんを目の当たりにすることも、親も子も非常によい刺激となりました。

英検S-CBTの受験体験記はこちら

⑧本帰国後の継続予定の習い事の情報収集

こちらも本帰国後、スムーズに生活を始めるため、また子どもが「学校以外の居場所」となる環境を整えてあげたく、継続したい習い事や新しく始める習い事などの情報収集に時間を割きました。我が家が失敗したと思うのはスイミング。海外にいると、みんなスイミングにはさほど力を入れている様子がなかったので、のんびりしていましたが、日本ではほぼ全員!?というほどスイミングを習っているそのギャップににびっくりしました。帰国して、プールの授業が間近になって気づいたことだったので、スイミングは早めに習わせておけばよかったと、反省しています。

⑨「到着した空港」でお土産を大量買い

一時帰国では訪問した学校へ手土産だったり、久しぶりのお友達との再会だったり、と日本人ならではの「手土産」文化が気になるところ。我が家はアメリカと中国が滞在国でしたが、どちらのお土産も「色がドギツイ」「安全性が心配」など食の安全が先回りして、結局お菓子系は渡せず、書き味の悪いペンやすぐゴミになるようなちょっとしたグッズしか渡せませんでした。

そんな中、思いのほか評判が良いと感じたのが、「帰着した空港」のお土産でした。日本製で安心安全。各国際線空港には必ず「成田クッキー」「関空クッキー」等が売っています。空港でしか買えない特別感、そして日本製。安心して誰にでも渡すことが出来ました。もし余れば、そのまま滞在国へ持って戻ることができます。日本からのお土産になるという、最後まで安心安全なお土産でした。


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一時帰国は多忙!親子共に体調管理が最優先!

一時帰国やることリスト9選をご紹介しました。

お子さまの年齢によって優先順位は変化しますが、結局どれも「本帰国後スムーズに学校生活が始められるか」ということを念頭においていたと思います。

特に⑤の塾は、日本の受験状況や学力などが体験でき、子どもには非常に印象強く残る体験となりました。塾での授業内容を比較したり、地域性や私立中学や高校の進路状況も知る事ができ、よかったと思っています。

しかしスケジュールを綿密にたてても、体調が崩れてしまっては元も子もありません。住み慣れた日本は保護者の方には懐かしくても、お子さまにとっては外国同然。お住まいの国と日本では、湿度や気温が大きく違い、お子さまにら慣れない環境で過ごしにくいと感じ体調不良になってしまうことも。せっかくの一時帰国は健やかに過ごしたいですね。

時差ぼけ、環境の変化で体調を崩しやすいかと思いますが、睡眠と栄養を十分にとって、一時帰国を親子で元気に楽しんでくださいね。

次、一時帰国する親子の皆様へ参考になりますように。

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