【帰国子女の英語維持】英語維持クラス探し体験談

帰国子女

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子供たちが帰国したのは小4、小2、2歳半でした。

この子たちの英語維持をどうするか、数多くの英語教室を見学、体験しましたので、ご紹介します。

我が家の在米歴はこちら

  • 長女はGrade1〜Grade4
  • 長男3歳〜Grade1
  • 次男は米国出生〜2歳半

おうち英語をこの年齢まで続けてきた方も、英語教室をお探しになる時の参考にもなると思います。

全て私の主観ですが、正直な感想です。参考になさってください。



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一時帰国中の学校見学体験談はこちら

【帰国子女の英語維持】小学生2人の維持教室探し

まず、3人目の子どもは発語も遅かったため、3人目次男には英語維持教室への入会は考えませんでした。次男には「おうち英語の継続」の一択。

よって小学生2人の英語維持教室探しです。わたしが住むのは地方都市の更に地方のため、首都圏のようにはいきませんが、参考になれば幸いです。

【英語維持クラス探し①】帰国子女財団の英語保持教室

  • 50分×週1回。授業形式
  • 15〜20名程度。
  • 外国人講師によるオールイングリッシュ授業

会社からの案内もあった帰国子女財団の英語保持教室。現地校に通っていた子供たちが現地の英語レベルのまま、自分の学年でlanguage の授業が受けられる、という内容でした。

長男(当時小2)はこの教室に1年間通いました。片道1時間半。渋滞もあり通学が非常に困難でした。

毎回プリントが配られ、主に作文をしていましたが、現地校レベルより1学年ほど低く感じました。1年通いましたが、この教室だけで英語が維持出来るとは思えない、というのが正直な感想です。

【英語維持クラス探し②】帰国生に定評のある地元大手英語維持クラス

  • 50分×週2回。授業形式
  • 5名程度の少人数制
  • 外国人講師によるオールイングリッシュ授業

地元の私鉄、主要駅付近に大きな自社ビルを構える地元で有名な英語教室の「帰国子女クラス」。

週に2コマあり、1つはLangage、もう1つはScienceやMathをするとのこと。

クラスを見学した際、生徒さんが日本語で雑談しており、先生が話しかけた時だけ英語に変えていることが気になり、却下となりました。

【英語維持クラス探し③】地元英語教室のサタデーサンデースクール

  • 各5時間(300分)×週2日。主にアクティビティ
  • 30人以上
  • 外国人講師によるオールイングリッシュ授業

地元で20年の経営歴のある英会話教室のサタデーサンデースクール。オールイングリッシュで過ごす週末です。地元では知名度も高く人気の学校です。

歌や本の朗読、クラフト、外遊び、Science など幅広いアクティビティをしながら英語で過ごす週末は、とても魅力的に感じました。しかし、ほとんどのお子さんは帰国子女ではありません。全員が英語を話している雰囲気ではありませんでした。

外国人の先生は英語で授業をすすめますが、お子さんたちの発する言葉は日本語の方が多いという状況がとても残念でした。

「帰国子女が入ってくれれば、子どもたちの刺激になる」と言われましたが私たちは英語を披露し「すごい」と言われたいわけではないので、ここも残念ながら却下となりました。

【英語維持クラス探し④】大手英会話スクール

  • 5名までの少人数制
  • 外国人講師によるオールイングリッシュ
  • 40分×回数自由(課金制度)。会話形式

全国誰でも知っているような駅前の大手英会話スクール。英語レベルをチェックして、英会話レッスンのクラスに入ります。

我が子たちが英語レベルをチェックすると、英会話中級者でした。大人ばかりのクラスに小さな子供が入るとのこと。

「40分では物足りないと思うので、週3〜5など回数を増やせばよい」「雰囲気は慣れる」「小さな子どもは、大人にとっても刺激になるのでぜひ」と勧められました。

しかし、英会話のみ、大人しかいないのはかわいそうだと判断し、ここも却下となりました。

【英語維持クラス探し⑤】地元の小学生向け英語教室

  • 50分×週1回。授業形式
  • 10名以下の少人数制
  • 日本人講師による半分イングリッシュの授業

「2歳からずっとここに通っている子たちばかりですから、帰国子女のお嬢さんと同じ英語レベルですよ」と言われ、かなり疑いながら見学。

テキストを使いながら、主に問題を解いていく授業形式。小学4年生のお子さんたちがスラスラと英作文を作り、読む姿に圧倒されました。一見、英会話も堪能だと勘違いしそうになりましたが、問題を解いて読んだり、定型の会話のみ。単語の幅も狭く、カタカナ発音。私が望む英語維持環境ではなかったので却下となりました。

しかし、小さな頃から週1の英語教室を続けてきたら現地校レベルの文法を解くことができるのか、とかなり衝撃を受けました。

【英語維持クラス探し⑥】地元人気の英会話教室

  • 45分授業×週2回。主にアクティビティ
  • 8名までの少人数制
  • 日本人講師または外国人講師のオールイングリッシュ授業

常にウェイティングで半年〜1年待ちの人気の地元英会話教室。実はアメリカ出国前に「英語に慣れさせたい」と言う気持ちから、数ヶ月通っていたこともあり、再度ドアを叩いてみました。

英語レベルではなく、学年別のクラス分け。小学生クラスはワークシートは授業の一部で、主にチャンツ、歌、アクティビティなど、身体を動かすことがメインの授業。

出国前は「ザ・アメリカンって感じ」とワクワクした気持ちで通っていたのですが、帰国してから行ってみると「無理にアメリカっぽくしようとしている」ように感じてしまいました。

先生の授業は、子どもを飽きさせない、楽しく英語を使うスタイルは全く変わっていません。

生徒さんたちもとても素直で、楽しみながら英語を自然に学んでいる姿は魅力的でしたが、小4の長女が「このテンションは無理」と言ったので却下となりました。

【英語維持クラス探し⑦】近所のご夫婦経営の英会話教室

  • 60分×週1回。授業形式
  • 個別指導、または兄弟指導
  • 外国人講師によるオールイングリッシュ授業

長女小4の維持クラスがなかなか決まらず、困っていたところ、近所に英会話教室があったことを思い出し行ってみることに。

英語維持の目的」を詳しくヒヤリング。この教室は、個別指導とグループクラスの両方がありました。グループで検討していると相談したところ「お子さんの為だと思って他の同年齢の子どもがいる大勢のクラスを選びがちですが、それでは英語維持できません」とはっきり言ってくれたのはこの先生だけでした。

いっさいの妥協なく年齢と目的に合った指導をしてくれることが気に入り、小学生2人の英語維持教室はこの個人レッスンに決まりました。

雑談で英会話をしつつ、文法や英検対策などコツコツ指導してくれたおかげで(中国駐在期間は除く)2人とも英検1級に合格できたのは、こちらの先生のおかげです。英検1級合格後、TOEIC900点•TOEFL90を超える指導もしてもらえ、今も通っています。



【帰国子女の英語維持】英語クラスはレベルよりも性格に合ったところ

数々の英語教室を巡って、子どもの英語維持に求めること、子どもたちの性格やクラスの雰囲気など、帰国子女10人いたら10人がそれぞれの考え方があるいうことに気付かされました。

また日本には、保育園幼稚園に通う前から英語教室に通い続けている子たちがたくさんいること。小学生なのに中学生のテキストレベルを使っている子たちがいる現実も知ることも出来ました。

我が子たちは、おしゃべりなタイプではなく大人しく引っ込み思案。大勢でワイワイすることが苦手なタイプです。また、周りに合わせてしまう性格なので、クラスの雰囲気に左右されそうなリスクも抱えていました。個別レッスンに落ち着いたのは、そのためです。

同じ時期に帰国した友人の子は、社交的なタイプだったのでサタデースクールを気に入り週末通ってサタデースクールのリーダー的存在となり重宝され、英語維持していました。

この経験が、おうち英語の方、帰国子女の方の参考になれば幸いです。

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