おうち英語ゆる過ぎた?どうなる英語力

おうち英語

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我が家の長男と次男は5歳の年齢差。第一子長女と第三子次男は7歳離れています。

上2人の学校生活や勉強に追われ、三人目育児が放置気味になってしまうこと、ご想像していただけると幸いです。

このような環境ですので、第三子の次男はおうち英語と言っても、兄姉との会話やTVやYouTubeを見たりするだけ。絵本の読み聞かせは全くせず、幼少期を過ごしてきました。

こんなゆるおうち英語の次男の英語力と日本語力は現在どうなっているのか、ご紹介したいと思います。

今回は次男編です。

↓こちらは長男編です。ご参考に。



おうち英語がゆる過ぎた!どうなる英語

  • 出生〜2歳半までアメリカ(集団生活なし)
  • 兄弟間英会話、TV•YouTube英語音声
  • 3〜6歳、中国日系日本語幼稚園
  • 日本の小学校へ入学
  • 英検2級(小3)

次男が幼稚園に入る時、長男は小3でした。英語をやり過ぎて、日本語がまったく追いつけない長男の学校生活に本当に苦労している時期だったので、2カ国目の中国では迷わず日系幼稚園へ入園しました。

ゆるおうち英語継続。幼稚園は日本語のみ

中国では、双语幼儿园(二カ国語幼稚園)と言って、午前中は英語、午後は中国語のカリキュラムという幼稚園がたくさんあります。国際幼稚園とも言われ、これが非常に人気。どこにするか迷うほどで、日本人駐在員のお子さんの多くが通われていました。

私は喉から手が出るほど次男を行かせたかったです。しかし、日本語で苦労している長男を目の当たりにしている最中。やはり3〜4歳の言語のゴールデン期は日本語最優先で、と夫婦で話し合いました。

幼稚園では日本語、帰宅してからは英語、外では中国語という生活です。

自宅では兄弟間英会話とTV,YouTubeを英語。それだけです。親からの語りかけも本も読みませんでした(猛省)。

それよりも日本語の読み書き、ひらがな、カタカナを自宅でも続け、日記も毎日日本語で書きました。

3年間のゆるおうち英語を継続しつつ、日本語を着実に定着させることに一生懸命だったと思います。小学校入学前には漢字も進めていました。

ゆるおうち英語継続で小学校入学

次男は日本人学校に入学し、帰国後は普通の日本の小学校へ入りました。

国語はもちろん、算数では文章問題もこなし、日本語は順調に見えました。小学校に入って漢字や音読で困ったことは一度もありません。

海外でも、ひらがなカタカナのコツコツと読み書きすすめたおかげで、漢字も安定しています。

長男は小1〜小3の漢字の基礎となる時期を、まずひらがなカタカナで苦戦していたので、漢字が今でも超苦手。その悪夢を繰り返したくないので、次男にはこの小学校低学年の時期に徹底して漢字の定着を図りました。

おかげで、部首や漢字の成り立ち、読み方を覚えることができました。

しかし、英語はTV, YouTubeのみ。そして小2の終わりに気付くのです。

「この子、英語の文字書いたことが一度もない」「フォニックスも教えてこかなかった」と。

おうち英語がゆる過ぎた代償

日本語を頑張り過ぎたせいで、おうち英語がゆる過ぎるという結果になってしまった次男。

気づけば私は一度も英語読み聞かせをせず、フォニックスすら教えてこなかったのです。

なぜ気づくのが遅かったのか。それは、兄弟が英語で話していたからです。話せるのなら大丈夫、と思い込んでいました。

しかし、会話と言っても所詮子供どうしの日常会話。単語だけが飛び交い、文章で話すことなどほとんどなく、過去形も現在形も混在。会話中にいちいち直したりしてこなかったのでめちゃくちゃな子ども英語のまま。大人と話すことがどれだけ重要なのか、ここで初めて気付きました。(気付かなかった私の英語力の無さにもショックです)

「このままではあっという間に周りに追い越される」と焦った私は、英検準2級をターゲットにして、初めて次男の英語対策をすることにしたのです。

ゆるおうち英語から英語学習へ

まずは外注探しです。正しい英語を大人から、英語を英語で学ばせたい。ちょうど兄姉が習っているネイティブのオンライン家庭教師に空きがあることを知り、次男はここで初めて英語を習うことになりました。

ネイティブのアメリカ人の先生に次男の英語力を見てもらうと、年齢に対し2学年下の英語力だ、とのこと。つまり、Kinderの英語力。だからアメリカ人が学校で国語を習うように、次男に英語を指導してもらうことにしました。

同年代の子供が集まる英会話スクールや、オンライン英会話も検討しました。しかし、小学校低学年の英語カリキュラムのほとんどは「話すこと」。

次男の目的は「読み書き」が出来るようになること。この要望に応えてくれる英会話スクールがなく、家庭教師に英語個別レッスンをお願いする流れとなりました。

ゆるおうち英語継続のまま英語日本語両立へ

次男は週に1回45分の英語を習い続けています。アメリカの小学校休業が年間約4ヶ月あることに対し、次男は1度も休まず毎週習い続けたので、Kinder から始まったLanguage art(国語)は、Grade3 に追いつきました。

一見スムーズに見えますが、かなりの苦労と努力と根気が必要でした。分からなくて泣く、書けなくて泣く。そんな繰り返しでした。

しかし、書くことは目に見えて上達しています。モチベーションも常に高く、基礎力が上がるのが手に取るように分かりました。

しかしその分、ライティングの宿題、読書の宿題、単語調べなど、レッスン以外の英語学習時間も追加となり、忙しい毎日です。

家での生活は、TV, YouTubeは英語、車内も英語、出来れば寝る前の本も英語、というゆるおうち英語継続。そして日本語学習、漢字は特に強化を実行し、日英両言語の両立を目指しています。

おそらく次男は、どちらの言語も年相応以下だと感じています。しかし、どちらも大幅に遅れている感はないので、このままバランスを保ちながら継続していければ、と願っています。


おうち英語ゆる過ぎた! 日本語も英語も2倍の努力

ゆるおうち英語から突然英語学習が加わった次男。本を読むこと、字を書くことは言語習得に非常に効果的だったことがわかりました。

英検2級にもなんとか合格しましたが、相当な苦労と努力が必要でした。学校の勉強と並行しながら英検対策も毎日勉強するのです。英語も日本語もそれぞれに2倍の努力です。親も子も負担が大きく、疲れ果ててしまいました。

しかし、一生懸命、時間をかけて勉強したので、英語の土台作りとなりました。

しかし、この忙しい生活をずっと続けることは不可能だと思いました。もし今後中学受験を検討するなら、英語の方向性や目標をしっかり定めた方がいいと感じました。

次男は、今後も日本語最重視の勉強を続け、ゆるおうち英語+外注(英語個別レッスン)の方針を続ける予定です。

小6のうちに準1級合格を目指したいと計画中です。今後この模様もお伝えしたいと思います。



次男のゆるおうち英語がみなさんの参考になれば幸いです。


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