春休みは思ったより短く、あっという間に新学期が始まります。ネットをみていてもすでにゴールデンウィークの情報。学校が始まったら、あっという間にゴールデンウィーク!「この1ヶ月、おうちで英語する時間なかった!」なんてことにならないために、春休みから英語のルーティンを作り始めてみませんか?
ここでは我が家が意識して取り組んだ、毎日の英語のルーティンをご紹介します。
このルーティンのおかげで英語が何年も維持でき、英検1級合格へとつながる土台となりました。
参考になれば幸いです。
春休みは英語のルーティン作り
これまでプリスクールや現地校にいたり、おうち英語時間がたっぷりあったお子さまなど、4月からは新しい環境。
緊張や慣れない場所で疲れてしまうので、これまでのようにまとまった英語時間をとることが難しくなるかもしれません。
また、宿題に時間がかかったり、、新しいお友達と遊んだり、生活リズムが崩れやすい時期。「今日は英語をしなかった」という日が続くかもしれません。
そんな日が、3日、4日と増えていかないように英語のルーティンを作り春休み中に慣れておくと英語維持に繋がります。
【春休みは英語ルーティン作り】①朝タイプ?夜タイプ?
ご家庭の数だけ、1日の過ごし方のパターンがあります。朝の方が家族が揃っている、朝の方が時間に余裕がある、または夜の方が調整しやすい、など様々。
少なくとも毎日1時間は英語脳になれる環境を探します。
我が家の場合は、夜タイプ
- 学校の宿題や予習復習が終わった後の方がまとまった時間がとりやすい
- 勉強が終わった後から英語脳になるように家庭環境を整える
友人宅は朝タイプ
- 朝起きてから学校へ行くまでの1時間を全て英語で過ごす
また他の友人は週末タイプでした
- 平日は習い事と塾で帰りが遅い
- 週末ならまとまった時間が取りやすい
「うちはどのタイプかな?」と取りかかりやすく続けやすいタイプをご検討くださいね。
気をつけていただきたいのは週末タイプ。
毎日英語を使わず週末だけ、というのは正直おすすめできません。週末タイプを選んだ友人は、半年した頃から英語維持が難しくなり、1年後にはやめていました。
この友人に限らず、週に1回、2回タイプは、英語維持の継続が非常に困難な印象です。
毎日続けることはとても大変です。だからそのためのルーティン作りだと思って、春休みから取り組むことがポイントとなります。
【春休みは英語ルーティン作り】②英語の動画やテレビを字幕付きで見る
自宅で出来る英語環境は「聞き流し」が思いつきますが、聞き流しをしながら他のことをしていると、せっかくの英語が雑音化してしまいます。そしていつの間にか日本語で他のことを考えているということに。
我が家はYouTubeの海外動画、Netflixのドラマやアニメなどをみる多視聴派。動画視聴は賛否両論ありますが、正直、YouTubeがなければ英語維持はできなかったと思っています。
- 小学生次男…YouTubeでゲームの解説
- 中学生長男…Netflixで海外ドラマ
- 高校生長女…Instagramの海外アカウント視聴
私も昼間は外で勤務しているので、疲れて帰ってくると夕方つきっきりで子どもの英語の音読に付き合ったり英語の勉強を伴走することは正直できません。
そんな時、子どもが自分好みのYouTubeを見てリラックスして過ごすのは、英語維持に大変役に立っています。
多視聴のポイントは、英語字幕をつけること。耳からだけでなく、視覚からも情報を入れることで、発音とスペリングが結びついていくからです。
【春休みは英語ルーティン作り】③寝る前の英語環境作り
好きな動画を見た後は英語脳になっているのでそのまま就寝する準備に入ります。
我が家の寝室は英語の本と洋楽DVDが揃えてあります。マンガでもマガジンでも何でもいいので、英語を読み英語を聴きながら眠りにつけるように。
毎日のルーティン化を整えることが、親が出来ることかな、と思っています。
このルーティンを春休み中に定着させておくと、学校生活が始まっても英語維持が出来ました。我が家はこの生活を、7年続けています。
英語ルーティンをやってよかったこと
英語ルーティンが整うと、多少のイレギュラーも怖くありません。
旅行へ行った、外出していて帰宅が遅くなった、などのイベントがあっても、そのイベントは毎日続くわけではないのでルーティンを取り戻しやすいのです。
また、春休みなどの長期休みにルーティンを定着させることが非常に重要だと思っています。
なぜなら、新学期は毎日がイレギュラーの連続だから。
新しいクラスは色んな子がいるので、お子さまの本来のペースが乱されます。でも、ルーティンが整っていることで「自宅でリラックス出来る時間がある」という楽しみにつながり、精神安定にもなっていると思っています。
我が子3人は、毎年新学期とても疲れた4月を過ごしますが、英語ルーティンのおかげで「おうちには好きなことができる時間がある」という安心材料になっているようです。
逆にもし、お子さまが学校のお友達との関わりで日本のテレビ番組を見たがったら、快く見せるのも大切なこと。そればっかりになると英語時間に影響が出ますが、やはりお子さまは学校での関わりが1番大切な時期。テレビに限らず、日本のマンガや本も必要な年齢です。
そして、お子さまが英語を拒否するようになったら、無理強いはしないことも親としての努めだと思います。せっかく続けてきた英語を嫌いになってしまうのだけは避けたいところ。
英語は身近で、いつでもそばにある、ということを忘れてほしくないですね。
英語ルーティンの定着には1日や2日で出来ることではないので、ぜひ春休み中に取り組み始めて英語維持に繋げていければいいですね。
英語維持に不安な方の参考になりますように。